短期間で空き家管理業への参入が実現する全国規模のワンストップソリューション「日本空き家サポート」が 7月よりスタート

空き家管理の全国ネットとして、地場で活躍する不動産関連会社と空き家所有者の皆様をつなぐ「日本空き家サポート」では、クラウド型管理システム「COADEE」の導入や、空き家管理事業に参入するためのツールをパッケージで提供。全国規模で社会問題となっている「空き家」の問題を解決します。

株式会社L&F(所在地:千葉県千葉市、代表取締役社長:森 久純)では、一戸建て空き家管理に特化した空き家管理の全国ネットサービス「日本空き家サポート」を 2015年7月1日(水)より開始いたします。

▼日本空き家サポート: http://www.jvhs.jp/

■一戸建て空き家の管理に特化した、新しいシステムの構築と全国規模のブランド展開

当社が今夏よりスタートする「日本空き家サポート」は、当社と提携(加盟)した全国の地場有力不動産会社が「空き家サポーター」となり、一戸建て空き家所有者に対して空き家管理サービスを提供する取り組みです。

「日本空き家サポート」では、それぞれの土地で活動している不動産会社に対して、空き家管理事業に参入するためのツール一式(契約書式等帳票、営業ツール、クラウド型空き家管理システムなど)を提供。短期間で空き家管理業への参入が実現します。
クラウド型空き家管理システム「COADEE(コーディー)」は、加盟していただく不動産会社には管理レポートの作成や契約者情報を閲覧できる「空き家サポーター管理画面」を用意し、空き家所有者の皆様には管理レポートの閲覧や空き家サポーターからの進捗報告を見ることができる「お客様マイページ」を用意しています。

空き家所有者の皆様は、都心部で働きながら「田舎(地元)に家を持っている」というケースも多く、管理会社を見つけるのが難しいという問題があります。当事業では、全国規模での空き家管理に特化したブランディングとWebを介したシステムの導入により、不動産会社の従来の営業テリトリー外のお客様にも、自社の取り組みを届けることを可能にしています。


■国家レベルで対策が進む「空き家問題」

平成25年度の住宅土地統計調査では、空き家率約13.5%と過去最高の数字。(*1)今年の5月には、空き家対策特別措置法が全面施行され、空き家データベースの構築や、倒壊のおそれ、景観上で著しく問題がある空き家を「特定空き家」とし、自治体による立入調査が進められることになりました。(*2)
放置されている空き家は劣化が進み、資産価値の下落という問題だけでなく、地域の景観や保安上の問題も発生します。国や自治体による規制や整備が強化される中、大手企業も空き家の巡回や売却支援サービスなど「空き家管理業」に参入しはじめている現状です。

当社の取り組みは、地場で活躍されてきた不動産関連企業の皆様が、スムーズに「空き家管理業」へ参入できるようにするものです。既存事業と組み合わせることでのシナジー効果や、リスクを補完するといった利点にも期待できます。


*1.
▼統計局|空き家等の住宅に関する主な指標の集計結果について:
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/topics/topi861.htm 
*2.
▼国土交通省|住宅:空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報:
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html   



■「日本空き家サポート」双方のメリット

<空き家所有者様>
相続や親が老人ホームに入所するなどの理由で所有することになった空き家。所有者にとって管理が難しい遠方の空き家を、全国ネットで委託管理するために利用できます。ご自身の生活圏外にある空き家を管理する場合には、交通費などの移動コスト面での負担や、所有者自身の高齢化により清掃などの作業が困難になるといった理由で、空き家管理を業者に依頼するケースが増えています。

しかし、自分の目の届かない所での管理業務は、誰に任せても大丈夫といった作業ではありません。当社の空き家サポーターは、厳正な審査を通過した全国地場の有力な不動産会社です。地域の不動産事情にも精通し、単に空き家の管理にとどまらず様々なニーズに対応できる体制を構築しています。

また、ブラウザで閲覧できる「日本空き家サポート|マイページ」から、遠くにある空き家の様子をPC、スマートフォン、タブレット端末等で確認できる仕組みもご用意しています。管理会社から送られてくる動画や写真の豊富な管理レポートを、いつでも確認できる安心で便利な当サービスは、過去のレポートの履歴チェックや、登録情報の変更、解約やプラン変更なども一括で操作できます。


<地場不動産関連企業様>

空き家を適正に管理する必要性が高まっている中、空き家管理を通じて将来顧客を囲い込む動きが活発化しています。不動産関連企業において、空き家管理をサービスメニューとして持つことが必須とも言える中、他社との差別化を考慮しつつ、ゼロから空き家管理事業を立ち上げるコストや人材育成には大変な労力を要します。「日本空き家サポート」にご賛同いただくことで、いち早く最先端の空き家管理サービスを立ち上げることが可能となります。

クラウド型空き家管理システム「COADEE」の導入や、空き家管理事業ツール一式を揃えたパッケージの提供など、従来の空き家管理というアナログな作業とWebシステムを融合させることにより、空き家所有者と管理サービスを提供する企業の双方にとってメリットがある仕組みを構築できたと自負しています。

当事業では、5月中旬よりサイトオープンに先行して加盟企業募集を開始し、既に7社の契約締結と、10社程度の契約見込みを達成しています。空き家管理業の立上げニーズは予想以上に高く、当社の取り組みも非常に高い評価をいただいています。


■今後の展開

当社が創業より行っている不動産関連のコンサルティング事業を進める中で、一戸建て空き家の問題に着目するのは必然とも言える状況でした。恐らくは今後、日本の不動産市場も新築住宅建築偏重より脱却し、欧米並みに中古住宅を流通させていく方向に進むことが予測されます。

そのような中、約1年ほど前より「日本空き家サポート」の事業化を準備し、7月リリースの運びとなりました。当事業では、東証一部上場の日本管理センター株式会社とすでに業務提携し、同社が提携する約1,250社の不動産関連企業(パートナー企業)に対して、サービス向上策の一環としての当社サービスとの協業を開始しており、サービス付き高齢者向け住宅借上げ・開発・運営支援事業(名称「ふるさぽ」)との連携も今後進めていく予定です。

「日本空き家サポート」では、年内に空き家サポーター加盟企業50社を目標とし、36都道府県での事業展開を行っていく計画です。また、低料金で空き家の外観だけを動画で確認できるような、受注ハードルの低いプランなど、その土地に根付いた不動産会社と空き家所有者の皆様のニーズを幅広く汲み取って、新しいプランを提供していきたいと考えています。今後とも全国の空き家サポーターと足並みを揃え、全国の自治体や地域金融機関などとの連携を視野に入れた営業活動を推進してゆく所存です。



【株式会社L&Fについて】
本社:〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬1-9-1 スターツ幕張ビル11F
代表者:代表取締役社長 森 久純
設立:2007年4月
TEL:043-216-2008
URL:http://www.jvhs.jp/ 
事業内容:不動産関連コンサルティング

企業情報

企業名 株式会社L&F
代表者名 森 久純
業種 不動産

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